創業融資を無担保で?
起業するときに資金を借りる制度の創業融資は、日本政策金融公庫が扱っている融資制度の1つで、担保や保証人は原則不要の融資制度のため無担保で借り有られるといえます。
担保や保証人が不要なので、代表者個人にも責任がないものとなりますが、法人の方は代表者が連帯保証人になると利率が0.1%低減される特典があります。
創業融資を受けるときの上限金額は、3000万円でこのうち半額程度が運転資金として認められています。
融資額は自己資金の2倍以下が妥当とされており、それを超える場合は審査でどのような判断がされるかによって融資される可能性は低くなることがあります。
保証人や担保がないことは、通常の融資制度ではあまり例がないように感じますが、この創業融資制度は多くの起業を増やすことも目的となっているので、ネットショップなどの多くの資金を必要としないケースや、小売業などの場合でも広く対応できる制度となっています。
近年ではネットショップは物販業界なら当たり前といえる状態なので、かなり利用者が増えているとも考えられます。
創業融資を利用できる人はどんな人なのか
日本政策金融公庫の創業融資制度を利用できる人は、新規開業を予定している方、女性や若者、シニア世代の起業資金として、再チャレンジ支援融資としてといったように多岐にわたる方が利用できます。
起業する方ならどんな方でも相談でき、条件を満たしていれば貸付が受けられるものです。
近年では物販に関するネットショップ、さまざまな分野でのネットショップ開業が増えているので、そういった意味では創業融資の申込も増えているといえます。
その他では、多くの女性起業家、若手の起業家が増えているので、審査が通りやすく無担保で借りられる日本政策金融公庫の創業融資は多くの方から注目されています。
初めての融資、初めての起業の方は、他行よりも日本政策金融公庫の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。