創業融資の成功報酬の相場について
創業融資というのは、企業しようとするとき、つまり創業時における融資のことで、国内の金融機関から融資を受けられるものです。
主な創業融資は政府系の日本政策金融公庫、都道府県の制度を介した融資、市区町村の制度を介した融資に大きく分けられます。
これらの融資は審査が厳しいことで有名で、申請数のうちおよそ80%が落とされていると言われています。
そのため会計事務所などが代行または働きかけを行っており、その成功報酬の相場としては、着手金が50000~100000円、融資額が200万までなら一律100000円、そのほか、1000万までは融資額の3%、1500万までは融資額の2%、1500万以上は1%といったように設定されていることが多いです。
税理士事務所を介した場合でも、さまざまな成功報酬があり、融資額の1%~3%ほどの成功報酬または、費用という形で設定されていることが多いです。
いずれの場合もこの限りではなく、相場は合ってないような状態です。
行政書士事務所に依頼した場合、各種士業事務所に依頼した場合などを考えると、都度パッケージプランや報酬額は変動しているといえます。
いくつかの事務所に相談し、その上で予算に見合うところに決めることも良く、複数の事務所に面談してから決めても遅くありません。
独立開業や会社設立時の悩みについて
独立開業、会社設立というのは、現代では注目されており、多くの方が目指していることでも知られています。
しかし創業するときには資金繰り、資金調達、取引先の確保といったことを悩む方が多い傾向で、そういった中でも資金繰りのために、創業融資を考える方は非常に多くいます。
本来なら創業時に自己資金だけで賄える状態なら何も悩みはありませんが、そうもいかないために多くの方が創業融資を考えています。
しかし創業融資は20%程度の成功率のため、なかなか狭き門であり、個人で申請するよりも事務所を介した方が良いケースもあります。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。