小規模事業者持続化補助金とは?
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者の持続的発展を後押しするための補助金で、小規模事業者の経営計画に沿って経費の一部を補助するものです。
主なステップでは、小規模事業者が、商工会・商工会議所の支援を受けて経営計画を作成するところから始まり、その計画に沿って取り組む上での、販路開拓などの経費を一部補助するというものです。
いくつかの公募期間があり、一般型のものなら、11月始め頃から翌年の1月末ごろまでの期間となっています。
その他では、災害などによる対策型のものがあり、こちらは該当する方が応募できます。
一般型の場合、全国の小規模事業者が対象で、補助の対象となる経費のうち、2/3程度を補助率と定めています。
補助の上限額は、50万、100万、500万とあり、それぞれに条件が異なります。
100万円の場合は、賃上げ、雇用対策、海外展開、買い物弱者対策といった条件があり、500万円のばあいは、複数の事業者が連携した共同事業を対象としています。
小規模事業者持続化補助金の問い合わせ・確認について
小規模事業者持続化補助金は、全国商工会連合会の公式ホームページか、日本商工会議所小規模事業者持続化補助金事務局公式ホームページで確認可能です。
また一般型以外の災害型の場合は、台風や、豪雪、噴火などの自然災害を対象にしており、災害が起こった都度、地域を限定して公募が行われています。
例えば、地震災害や豪雪にも対応するので、小規模事業者が被災した場合は、いつでも問い合わせや確認を行って、応募できるときはどんどん応募した方が良いといえます。
場合によっては災害救助法が適用されることもあるので、その兼ね合いなども確認しておくと良いでしょう。
状態や内容によっては、手続きも異なるケースがあり、各種必要なものや書類などは事前のチェックが必要です。
さらに実情に応じて対応してくれることもあるので、詳しい状態を説明できることも大切です。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。